人 の感覚をロボットで再現、安全性と生産性の両立へ

自動化
転造工程の自動実行により作業者の負担軽減
安全性向上
挟み込み事故などのリスク排除
再現性
職人技を安定的に再現、ばらつき抑制
無人稼働
夜間もライン稼働、24h体制の構築へ
なぜロボット化が必要だったのか


弊社ではこのアームを2本導入して今まで人間が転造加工でネジを塑性しておりましたがロボットによる省人化を行いました。
回転部近くに手による部品供給をしており、伝承しづらい加工技術をロボットが行うことで挟み込みなどによる危険度も抑えることができました。
サイクルタイムは落ちますが無人稼働ができますので1日の出来高は確保できています。(量産品であればもっと生産数は上げることができます)

“技術を伝承し、
安全を革新する”
ロボットアームによる
ネジ転造の自動化
高度技能の自動化によって、
省人化・安全性・品質の新たな基準へ。
ロボット導入による現場変革
項目
導入前(人手)
導入後(ロボット)
作業者の稼働
経験者が1名張り付き
無人化可能
安全性
挟まれ・接触リスクあり
非接触による安全確保
生産数(日)
限られた人数で変動
無人時間含め安定化
技術継承
OJT/個人差あり
データ・モーション再現で標準化
“1日の出来高”を確保、量産対応も

従来の転造加工本数は8時間、ロボットによる転造加工本数は24時間稼働が可能の為、出来高は上がる
日中のみ稼働:人手とロボットの生産数比較グラフ
ロボット化によりサイクルタイムは若干延びますが、夜間を含む稼働時間の拡大により、1日あたりの出来高は確保されております。
また、量産対象品であればさらなる生産性向上も可能です。
<特徴>
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可搬質量を従来の3 kgから4 kgにアップし、適応範囲を拡大
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クラス最高レベルの動作速度を実現し、生産性向上に貢献
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全軸IP67を標準とし、耐環境性を向上
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手首部の干渉半径やS軸(1軸目)旋回時の干渉半径を最小化し、
設備のコンパクト化に貢献
<スペック紹介>
可搬質量:4 kg
最大リーチ:550 mm
この転造加工の自動化を皮切りに、さらなる加工工程へのロボット活用を進めてまいります。
工場見学・導入事例紹介・共同開発など、お気軽にお問い合わせください。
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